こんな症状でお悩みの方は
ご相談ください
- 突然めまいが起こり、不安を感じている
- 慢性的なふらつきが続いている
- 「年齢のせい」と言われ、放置していたが最近気になってきた
- 他の病院での診断に納得できなかった
- 繰り返すめまいに悩んでいる
めまいは早期に原因を特定し、適切な治療を行うことで再発予防や生活の質向上につながります。当院では、耳鼻咽喉科の専門医による診察に加え、最新の検査機器を用いた総合評価を行い、患者さま一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。
PitEye(VRめまい検査)とは

ピットアイは、中枢性めまいの可能性が高いか、高くないかを検査する最新の医療機器です。
めまいの確定診断は容易ではなく半分程度が原因不明ともいわれています。
多くは末梢性(BPPV メニエル 前庭神経炎など)ですが2割程度は頭を含む全身状態からのめまいといわれており、頭からのめまいの可能性が高い場合はMRIなどの早期の画像検査が推奨されます。
また、高齢になればなるほど中枢性めまい(頭からのめまい)の割合もわずかながら増加するといわれています。
当院では、いままで装置が大がかりなため、大学病院やそれに準ずる一部の大きな施設でしかできなかった検査がVR使用でできるようになりました。
めまい相談医の資格をもつ専門医が同日結果を解析して説明可能
ピットアイを使用して、中枢性めまいの可能性が高いか高くないかをスクリーにングすることで、今後の治療指針の一助になります。
PitEyeで診断可能な
めまいの一例
PitEyeを活用することで、次のようなめまい疾患の診断に役立てることができます。
- 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
- メニエール病
- 前庭神経炎
- 中枢性めまい(小脳や脳幹の障害によるもの)
- 加齢による平衡機能障害
- 頚性めまいや心因性めまい
など
めまいは耳の異常だけでなく、脳や全身の状態と関連している場合も多く、正確な診断が非常に重要です。PitEyeの高精度なVR検査を活用することで、誤診のリスクを減らし、一人ひとりに最適な治療を提供することが可能になります。
めまいとは
私たちは日常生活の中で、目や耳などの感覚器から受け取る情報を脳でバランスよく処理することで、体の位置や姿勢を正しく保っています。
しかし、耳の平衡感覚に何らかの異常が起こると、実際の体の状態とは異なる情報が脳に伝わり、目から得られる情報との間にズレが生じることがあります。この情報のズレが、ふらつきや回転感などの「めまい」として現れます。
国内では、めまいに悩む方は約50万人とされ、診断を受けていない方も含めるとおよそ267万人にのぼると推定されています。
めまいの症状は原因によってさまざまで、強い不安やストレスを伴うことも多く、繰り返し発生すると日常生活に大きな影響を与えることがあります。
めまいの主な種類と原因
めまいは、その原因によって「中枢性」と「末梢性」に大きく分けられます。
中枢性めまい
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、てんかんなど、脳に起因するめまいです。
末梢性めまい
良性発作性頭位めまい症(BPPV)、メニエール病、突発性難聴など、耳の平衡機能に起因するめまいです。
当院で導入しているPitEye(ピットアイ)VR検査は、めまいの原因となっている体の部位を正確に見極めるための医療機器です。原因を特定することで、より適切な治療方針を立てることが可能になります。
めまいの検査が大切な理由
めまいの原因を正確に把握し、適切な治療につなげるためには、丁寧な診断が不可欠です。当院では、まず問診で症状の経過や状況を確認した上で、耳の機能や眼球運動、体のバランスに異常がないかを詳しく調べる各種検査を行います。
めまいは原因によって大きく「中枢性」と「末梢性」に分かれます。
- 末梢性めまい:耳の異常が原因で起こることが多く、当院での治療が可能です。
- 中枢性めまい:脳の異常が原因で起こることがあり、専門の医療機関へのご紹介が必要です。
原因の違いを明確にすることで、一人ひとりに最適な治療方針を立てることができます。早期の診断が、再発予防や生活の質の向上につながります。
最先端のVR検査で正確な診断を
当院では、めまいの診断精度を高めるために、最新のVR(バーチャルリアリティ)技術を活用した「PitEye(ピットアイ)」検査を導入しています。ゴーグル型の装置を用い、仮想空間内で目標を追う動作を行うことで、眼球の微細な動きを高精度に記録。肉眼では確認できない細かい眼振(眼球の揺れ)のパターンも詳細に解析できます。
これにより、めまいの原因をより迅速かつ正確に特定でき、適切な治療やリハビリの計画につなげることが可能です。従来の検査ではわかりにくかった微妙な異常も見逃さず、患者様一人ひとりに合わせた診療を提供します。
PitEye VR検査の特長
高精度な眼振解析
PitEyeは、眼球の微細な動きをデジタルで記録・解析し、めまいの原因となる眼振の特徴を可視化します。これにより、従来の検査では捉えにくかった症状の違いも明確に判断できます。
非侵襲・体への負担が少ない検査
装置はゴーグル型でコンパクト。体に負担をかけずに検査できるため、繰り返しの測定も安心です。
診断から治療までスムーズ
解析結果をもとに、耳鼻咽喉科専門医が最適な治療やリハビリを提案。原因に応じた早期対応が可能です。
短時間で効率的に評価
短時間で眼球運動や平衡機能を評価できるため、検査後すぐに結果の説明が可能です。
PitEye VR検査を受けるべき方
以下のような症状がある方は、めまいの原因特定や再発予防のために、PitEye VR検査の受診をおすすめします。
- 急にめまいが起こり、日常生活に支障がある方
- ふらつきや立ちくらみが慢性的に続いている方
- 年齢のせいと思って放置していたが、症状が気になり始めた方
- 他院での診断に納得できず、原因がはっきりしない方
- 繰り返すめまいに悩み、生活の質の低下を感じている方
PitEye VR検査は、眼球運動と平衡機能を総合的に評価できるため、早期に原因を特定し、適切な治療やリハビリにつなげることが可能です。
当院では、耳鼻咽喉科専門医が診察を行い、最新のVR検査と併せて総合的な評価を実施しています。めまいでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
PitEye VR検査の流れ
Step 2検査前の準備
検査当日は、眼鏡の着脱やコンタクトレンズの調整を行います。特別な食事制限や絶飲食は必要ありません。安心してご来院ください。
Step 3VR検査の実施
ゴーグル型のVR装置を装着し、仮想空間で表示される目標物を目で追う動作を行います。PitEyeは眼球の微細な動きまで高精度で記録し、めまいの原因に関連する「眼振(がんしん)」のパターンを解析します。
Step 4結果説明
検査結果をもとに、耳の異常や平衡機能の状態を医師がわかりやすく説明します。必要に応じて、リハビリや薬物療法、生活上のアドバイスも行います。
Step 5フォローアップ
めまいの原因や重症度に応じて、定期的な検査や経過観察を行います。症状が改善するまで、医師が一人ひとりに合わせたサポートを提供します。



